ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい
クリスティン・バーネット (著), 永峯 涼 (著)
本の概要
自閉症と診断された息子ジェイコブが、9歳で大学入学、相対性理論に取り組み、将来ノーベル賞候補とも言われる天才児になるまでの母クリスティンよる手記。
キーワード
ノンフィクション 保育士 天才児 物理学
引用(ネタバレあり)
印象に残った部分を3つ紹介します。

1.
“回転するものへの執着は自閉症に顕著な特徴です。また息子はフラッシュカード、とりわけアルファベットが書かれたものがお気に入りで、どこへ行くにも持ち歩いていました。円筒形のものにも強い興味を示し、何時間も、空っぽの花瓶に小さな物体を出し入れして飽きることがありませんでした。”
(No.665)

2.
“ジェイクは事実を記憶することによって癒され、心を落ち着かせていることが、だんだんわたしにも分かってきました。彼にとっては事実の羅列を読むことが、わたしたちがテレビでホームドラマをみたり、ゴシップ雑誌やファッション雑誌のページをパラパラめくることと同じ効果があるのです。”
(No.2484)

3.
“「これで、五年生の教室に座っていなくてはいけないジェイクの気持ちが分かったでしょう。彼にとってふつうの学校に通うことは、窓の外を眺めながら、あのガソリンスタンドでコーヒーが飲めたらいいなと考えることなのです。このままふつうの学校に通わせておくことは、最悪の選択です。彼は今、非常に退屈しているし、このままの生活が続けば、彼が持っているすばらしい創造力がすべて失われてしまいます」”
(No.3961)

補足:小学校を辞めさせて大学へ行かせるかどうか迷っていたときに、母親が博士から言われた言葉。
ひとこと
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