masae blog

日々学んだことをアウトプットしています

〇小説・物語

常識外れの大陸横断旅の始まり【珍夜特急1/小説/本の内容】

投稿日:2020年10月3日 更新日:

珍夜特急1―インド・パキスタン― 
クロサワ コウタロウ (著)

概要

1999年、インドからポルトガルまでをバイクで横断する話。ほぼノンフィクション。一作目はタイトルに―インド・パキスタン―とあるが、主にインドでの話が書かれている。

キーワード

バイク旅 大陸横断 わくわく 笑える ほぼノンフィクション 

引用(ネタバレあり)

印象に残った部分を引用して3つ紹介します。
※ネタバレを含みます

1.
関西弁のインド人、サトシ

“ すると後ろから何者かが関西弁で話しかけてくる。
 それがあまりにも完璧な日本語だったために、パラゴンにいる日本人かと思って振り向くと、そこには土産物リヤカーを運営する斜視のインド人が立っていた。
 彼は自分の名前をサトシと名乗った。さらりと偽名を出す時点で怪しいことこの上ない。”
(No.439)

補足:パラゴンとは、インドのコルカタ(旧カルカッタ)にある安宿「ホテルパラゴン」のこと。ドミトリー80Rsと説明あり。

当時だと約200円。日本人バックパッカー御用達ホテルとのことだが、現在はよくわからない。
また、リヤカーは移動店舗の役割をしている。

※ここからは完全にネタバレです

実はサトシは良い人で、「私」が一週間前に別のインド人にお金をだましとられたことを知って、お前取り返してこいや、とリベンジさせようとするのである。

結局お金は一部だけしか取り戻せなかったが、気分が少し晴れたお礼として、「私」はサトシに土産物を買う約束をしたのだった。

2.
タージ・マハルの真髄を会得

“おそらくこのタージ・マハルという建造物はここから眺めることによってタージ・マハルになるのだ。あのドームを真下から見上げたところでここで得た感動を超える何かがあるとは到底思えない。いや実際そうに違いない。そうだ。わたしは既にタージ・マハルの真髄を会得したのだ―――。
 このような言い訳を自身にしなければならなかった点からも、私がそれなりに逡巡していたのはご理解いただけると思う。”(No.1,469)

補足:インドの観光地アグラにある、世界遺産タージ・マハル。

17世紀、ムガール帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが、亡くなった妃のためにつくった総大理石の巨大なお墓(霊廟:れいびょう)である。

22年もかけてつくられたインド・イスラーム文化の代表的建築だが観光には興味がないらしく、名所を観光した話はさっさと終わる。

3.
男色魔?

 “ 先ほどバッグの中身をぶちまけた際に見えた私の下着が、彼の欲情をそそってしまったのだろうか。
いや待て、決めつけるのは早い。ただ、もしかしたら……そうかもしれない。……いや……きっとそうに違いない――。
 ほんの数秒のうちに、私の中で彼は完全に私をいただこうと企んでいる男色魔になってしまった”
(No.1829)

補足:パキスタンでの出来事。ホテルの主人がひょっとしたら同性愛者で突然「私(男)」を襲おうとしているのではないかと、疑念で必死になる場面である。

ちなみにパキスタンはイスラム教が国教で、イスラム教の聖典コーランは婚前交渉を禁じている。日本と比べると男女交際にかなり厳しい。また男性外国人同性愛者にとって日本の男性はモテるそう。(そうなの?)

※ネタバレです

実際は「私」が全くの勘違いをしていて、しかも主人には「私」が、女を抱かないと気が済まないんだよ、と言っているように聞こえていたらしい。

その為、薄暗い明かりのサリーを着た女性のいる場所まで案内されたが、結局何事もなく終わった。

ひとこと

他にもハプニング満載です。
また、こちらの書籍はkindle(電子書籍)のみ出版されています。単行本や文庫本はありません。

読み放題の

Kindle Unlimitedを利用するのがおすすめです。

関連本・この本がすきな方にオススメの本

関連記事

本の紹介記事はこちらです

目的別↓

おもしろい わくわく スカッとする ミステリー 人間関係の悩み 仕事術 動物 恋愛 成功法則 料理 旅行 時間管理 最高の体調 生き方 自己啓発 衝撃


毎月、読書記録を公開しています

9月の読書記録

このブログについて(自己紹介)

-〇小説・物語,
-, ,