先日、うさぎのつきお~の話をしたが、(つきお〜の話)じつは、つきお〜にはボスがいる。そのボスというのがこちらにいらっしゃる、ちょこまるセンパイである。

ちょこまるセンパイは、つきおより一年ぐらい早く姉の家にやってきた。ちょこまるという非常にかわいらしい名前だが、実際は超クールなメスのはりねずみである。
ちょこまるセンパイは、つきおのようにほいほい自分から人に近づかない。とても慎重で警戒心が強い。だから触れようとするとシューシュー言いながら、とげを立たせて威嚇することなんてこともしばしばある。
わたしはというと、そんな姿を観察しながらイガグリに似ているなあ~なんてのほほんとしている。

はりねずみは一般的に憶病で警戒心がつよいといわれているのだが、ちょこまるセンパイは典型的だとおもう。わたしもそーっとさわったり、気をつかって接している。
わたしはちょこまるを素手で触れられないので、いつもタオルをつかう。なでるというよりは、手の上にのせてじっと見つめる。そして何もいわず、しずかに脳内で会話するのがお決まりだ。
そんな調子だから、はじめてちょこまるのお腹に触れたときは、それはそれはうれしかった。お腹の毛はてきどに柔らかく、それでいて少ししっとりしていて、あたたかい。あとぷにぷにしている。とげとは対照的だった。はりねずみって不思議ないきものだよね。
はなしは変わるが、ちょこまるセンパイとつきおは、ふだんは同じ部屋にいるというだけで、一緒に遊んだりする機会はない。しかし、ごくたまーに姉が外に2匹を散歩に連れだしたりする。




たまには外もたのしいのかな。
こんなかんじで、ちょこまるセンパイとつきおは今日ものんびりすごしてるよ。